【プロ野球結果】ロッテ 佐々木朗希好投も 試合は引き分け

プロ野球は17日、6試合が行われ、ロッテは佐々木朗希投手が、5連勝中と好調の日本ハムを相手に、今シーズン最長となる8回を投げ1点に抑える好投を見せましたが、試合は延長12回、規定により1対1で引き分け、勝ち負けはつきませんでした。

ソフトバンク対西武

ソフトバンク対西武は、ソフトバンクが6対2で勝ちました。

○勝ち モイネロ投手2勝1敗
●負け ボー投手1勝3敗
◎ホームラン、ソフトバンク・山川選手10号 近藤選手5号/西武・古賀選手2号

ソフトバンクは2回、中村晃選手のタイムリーと周東選手の2点タイムリーで3点を先制しました。3回には山川選手がパ・リーグ最速でふた桁に到達する10号ソロをホームランを打ち、リードを広げました。先発のモイネロ投手が7回をヒット4本1失点、三振8つを奪う好投で1か月ぶりの勝利をあげました。ソフトバンクの勝ち越しは今シーズン最多の「15」です。

西武は先発のボー投手が5回5失点と試合を作れず、チームは3連敗です。

ロッテ対日本ハム

ロッテ対日本ハムは、延長12回、1対1で規定により引き分けました。

ロッテは先発の佐々木投手が、前回の登板で打ち込まれた日本ハム打線を相手に、今シーズン最長の8回を投げてヒット3本、1失点で三振12個を奪う力投をみせました。

日本ハムは先発の金村投手が5回1失点と試合をつくり、1点を追う7回に細川選手の犠牲フライで追いつきました。

試合は両リリーフ陣がふんばり、延長12回、規定により引き分けました。

オリックス対楽天

オリックス対楽天は、楽天が5対3で勝ちました。

○勝ち 宋投手1勝
▽セーブ 則本投手1勝9セーブ
●負け 高島投手1敗

楽天は8回に2点のリードを追いつかれましたが、直後の9回、1アウト満塁から村林選手のタイムリーヒットで勝ち越し、浅村選手の犠牲フライでさらに1点を加えました。

オリックスは勝負どころでリリーフした3人目の高島投手がふんばれず、引き分け1つをはさんで4連敗です。

阪神対ヤクルト

阪神対ヤクルトは、ヤクルトが4対2で勝ちました。

○勝ち 吉村投手4勝2敗
▽セーブ 石山投手1勝4セーブ
●負け 青柳投手1勝3敗
◎ホームラン ヤクルト・村上選手10号

ヤクルトは1回、長岡選手のタイムリーヒットで先制し、3回には村上選手が6年連続のふた桁ホームランとなる10号スリーランを打ちました。先発の吉村投手が6回途中まで2失点に抑え、あわせて6人の継投でリードを守りきりました。

阪神は、先発の青柳投手がコントロールに苦しんで序盤に失点し、6回、2試合ぶりに先発に復帰した4番の大山選手のタイムリーなどで追い上げましたが、届きませんでした。

広島対巨人

広島対巨人は、広島が2対0で勝ちました。

○勝ち 大瀬良投手2勝
▽セーブ 栗林投手1敗11セーブ
●負け 戸郷投手3勝2敗

広島は1回、4番の小園選手のタイムリーツーベースで1点を先制し、4回に秋山選手のセカンドゴロの間の得点で追加点を挙げました。先発の大瀬良投手がランナーを出しながらも6回無失点と粘り、7回以降は4人のリリーフ陣で逃げきりました。

巨人は10残塁とチャンスであと一本が出ず、競り負けました。

DeNA対中日

DeNA対中日は、DeNAが2対1で勝ちました。

○勝ち 東克樹投手4勝
▽セーブ 森原投手1敗9セーブ
●負け 涌井投手2勝3敗

1回に1点を先制されたDeNAはそのウラ、牧選手と宮崎選手の連続タイムリーツーベースで逆転しました。先発の東克樹投手は8回途中1失点の好投で、今シーズン負けなしの4勝目です。DeNAは連敗を「3」で止めて最下位から脱出しました。

中日は先発の涌井投手が6回2失点と粘りましたが、打線の援護がなく、チームは3連敗です。