陸上男子100メートルで日本歴代2位の9秒97のタイムを持つサニブラウン選手は、去年とおととしの世界選手権で2大会連続決勝進出を果たしていて、参加標準記録の10秒00を突破すれば、パリオリンピックの代表に内定します。
今シーズンも10秒02の好タイムをマークしているサニブラウン選手は16日に、サポートを受ける会社の記者会見に出席し、「調子は上がってきているし、課題としている部分も少しずつクリアできているところもあるので、まずまずのシーズンだと思う」と手応えを口にしました。
サニブラウン選手は5月19日に国立競技場で開かれる国際大会に出場する予定で、「ぎりぎり参加標準記録が切れていないので、ここでしっかり出せれば」と話しました。
そのうえで、パリオリンピックを控える今シーズンの目標について「去年とおととしは世界選手権で決勝に進んだが、満足いく結果は出せていない。しっかりと自分のやりたい走りやパフォーマンスをして、メダルラインに食い込みたい」と意気込みを語りました。
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陸上 サニブラウン “自分の走りでメダルラインに” 今季目標
陸上男子100メートルで、2大会連続で世界選手権の決勝に進出しているサニブラウン アブデル・ハキーム選手が記者会見し、パリオリンピックが控える今シーズンの目標について「自分のやりたい走りやパフォーマンスをして、メダルラインに食い込みたい」と話しました。