インド西部 巨大看板が倒れ少なくとも14人死亡 70人以上けが

インド西部で13日、強風の影響で縦横35メートルの巨大な看板が倒れ、少なくとも14人が死亡し、70人以上がけがをしました。

インド西部のムンバイで13日午後4時半ごろ、強風の影響で巨大な看板が倒れて、住宅やガソリンスタンドなどの上に落下しました。

地元当局によりますと、少なくとも14人が死亡し、75人がけがをしたということで、現場では現在も救助活動が行われています。

現場では、金属の骨組みがついた巨大な看板が横倒しになり、ガソリンスタンドの屋根と見られるものが斜めに大きく傾いて崩れたり、車がつぶれてたりしています。

地元当局によりますと看板の大きさは縦横ともにおよそ35メートルに及ぶということです。

現地のメディアは、ムンバイの当局は看板の大きさは縦横およそ12メートルまでしか認めていないと報じています。

また、警察などが看板が違法に建てられたものではないかや、規格に適合しているかどうかなど、調べを進めていると伝えています。

事故を受けてムンバイや首都ニューデリーとその近郊では当局が急きょ、許可を得ずに建てられた看板などの取り壊しに乗り出しています。