メロン約500玉なくなる 窃盗事件で捜査 茨城 鉾田

全国有数のメロンの産地、茨城県鉾田市で収穫直前のメロンおよそ500玉、額にして35万円相当が農業用ハウスからなくなり、警察は窃盗事件として捜査しています。

15日、午前9時ごろ鉾田市のメロン農家の76歳の男性が農業用ハウスの中からメロンが大量になくなっていることに気付き警察に通報しました。

警察によりますと、収穫直前だった「レノンメロン」という品種がおよそ500玉額にして35万円分がなくなっていたということです。

農家の男性は、農業用ハウス12棟でメロンを育てていて、14日午後5時ごろに被害があったハウスを確認した際には異常はなく警察は14日夜から、15日朝にかけてメロンが盗まれたとみて捜査しています。

鉾田市はおととしの国の統計で、メロンの産出額が市町村別で全国1位になった産地で、今シーズンの出荷が始まった先月にもメロンおよそ600玉が盗まれる被害がありました。

警察はパトロールを行うなど警戒を強めるとともに農家に対して防犯カメラや、人の侵入を感知すると点灯するライトを設置するなど、防犯対策の強化を呼びかけています。