春の叙勲 皇居で「大綬章」受章者への親授式

春の叙勲で「大綬章」を受章した人たちへの勲章の親授式が、皇居で行われました。

ことしの春の叙勲で「桐花大綬章」を受章したのは、前の最高裁判所長官の大谷直人さんです。

「旭日大綬章」は、元衆議院議員で官房長官や文部科学大臣を務めた平野博文さんや、前の日本商工会議所会頭の三村明夫さんら8人が受章しました。

「瑞宝大綬章」は、前の日銀総裁の黒田東彦さんら3人が受章しました。

このほか、外国人叙勲で8人が「旭日大綬章」を受章しました。

親授式は、午前10時半から皇居 宮殿の「松の間」で行われ、天皇陛下が一人一人に勲章を贈られました。

続いて、受章者を代表して大谷さんが「それぞれの分野におきまして一層精進を重ねる決意でございます」などとあいさつしました。

これに対し天皇陛下は、「長年、それぞれの務めに励まれ、国や社会のため、また、人々のために尽くしてこられたことに深く感謝いたします」などと述べられました。

このあと受章者たちは、勲章を身につけて宮殿の前で記念撮影に臨みました。