コロナ5類移行後 初の大型連休 高速道路の利用状況 去年並み

大型連休中の高速道路の利用状況が発表されました。ことしは新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行されてから初めての大型連休となりましたが交通量は去年並みでした。

高速道路各社は、先月26日から6日までの全国の高速道路の利用状況を公表しました。

それによりますと、ことしの大型連休は1日当たりの交通量が平均で4万1500台と、去年4月27日から5月7日までの11日間と比べ1%多くなりました。

ことしは新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行されてから初めての大型連休となりましたが感染拡大前の8割ほどだった去年並みでした。

また、10キロ以上の渋滞の回数は去年よりも1回少ない297回でした。

特に激しい渋滞となったのは、上りが先月29日の東北自動車道で、埼玉県の岩槻インターチェンジ付近を先頭に47.5キロに達しました。

一方、下りは今月3日の中央自動車道で山梨県の上野原インターチェンジ付近を先頭に45.5キロでした。

ことしの利用状況について高速道路各社は「東日本管内はおおむね天気に恵まれた一方、西日本や中日本の管内では前半に天気が崩れたところもあったことが影響したとみられる」としています。