IBFバンタム級 西田凌佑が新チャンピオンに 初めての世界戦で

IBF=国際ボクシング連盟、バンタム級のタイトルマッチが行われ、挑戦者の西田凌佑選手がプエルトリコの選手に勝って新しいチャンピオンとなりました。

27歳の西田選手はフットワークを生かしたボクシングが持ち味で、IBFバンタム級の世界ランキング1位の選手です。

4日、西田選手は大阪市内の会場でIBFバンタム級のタイトルマッチに臨み、チャンピオンでプエルトリコのエマヌエル・ロドリゲス選手と対戦しました。

序盤から接近戦での打ち合いになりましたが、西田選手は第4ラウンドに強烈な左のボディーでダウンを奪いました。

その後は反撃に苦しむ場面もありましたが、12ラウンドを戦いきりました。

西田選手は3対0で判定勝ちし、初めての世界戦で、IBFバンタム級の新しいチャンピオンとなりました。

西田選手は「本当に応援の声が力になった。この試合で負けたらやめる覚悟でやっていた。圧倒的な不利の予想の中で、自分を信じてくれた人たちの期待に応えられてよかった」と話していました。