福井 勝山 恐竜博物館にぎわう 北陸新幹線の開業効果も重なり

大型連休も後半に入り、福井県の「恐竜博物館」では北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業効果も重なって大勢の家族連れなどが訪れています。

福井県勝山市にある「恐竜博物館」には全国から観光客や家族連れが訪れています。

3日の午後には1200台収容できる駐車場が満車になり、国道から博物館に向かう道路では車が渋滞していました。

館内では子どもたちが恐竜の化石を見て歓声をあげたり、大型スクリーンで再現された恐竜の映像を眺めたりして、迫力を堪能していました。

広島県から家族で訪れた小学生の男の子は「ティラノサウルスのロボットが怖いぐらいの迫力でした。恐竜が好きなので、すごく楽しかったです」と話していました。

博物館によりますと、ことし3月の北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業以降、県外から訪れる観光客などで来館者が増えていて、4月は10万4千人余りと新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の同じ月に比べ2割以上増加しました。

入館には事前予約が必要ですが、大型連休中は最終日の5月6日を除き、すでにいっぱいだということです。