パドレス松井裕樹 リリーフ登板で2奪三振無失点 チームは2連勝

大リーグ、パドレスの松井裕樹投手は1日のレッズ戦で同点の7回にリリーフ登板し、三振2個を奪って3分の2イニングを無失点に抑え、チームの2連勝につなげました。

松井投手は1日、パドレスの本拠地サンディエゴで行われたレッズ戦で2対2の同点の7回、2人目でマウンドに上がり、ダルビッシュ投手が今シーズン初勝利をあげた前日のリリーフに続き、2日連続の登板となりました。

最初のバッターをフォアボールで塁に出したあと、足元を気にする様子をみせてマウンドの土が整備され、続くバッターは切れのあるスライダーで三振を奪いました。

このあとストレートのフォアボールで一塁二塁とピンチを広げましたが、ここもスライダーで空振り三振を奪い、2アウトを取ったところでマウンドを降りました。

代わったピッチャーが次のバッターを抑え、松井投手は3分の2イニングを投げて無失点、コントロールに苦しみ、フォアボール2つを与えたものの三振2個を奪いました。

パドレスはそのウラ、満塁ホームランが出て6対2で勝って2連勝としました。

松井投手に勝ち負けはつかず、防御率は2.35です。

登板時 “マウンドの土が掘られすぎていた”

試合後、松井投手は登板時にマウンドの土が掘られすぎていたことを明かし「マウンドの問題にはしたくなかったが、明らかに最初のところでリズムを崩してしまい、投手コーチが『マウンドを直そう』と言ってくれた」とコーチとのやり取りを振り返りました。

マウンドが整備されたあとは三振2つを奪うなど立ち直り、「整備されてからはある程度いいところに決められたボールもあったので、内容よりは悲観していない。今後、こういうケースがある時はしっかり言って自分のパフォーマンスができるようにしないといけない」と話していました。