皇位継承のあり方めぐり 5月中に衆参議長と各党代表者が協議へ

安定的な皇位継承のあり方をめぐり、これまでに与野党各党は考えなどをまとめました。5月中には、衆参両院の議長と各党の代表者による協議が始まる見通しです。

安定的な皇位継承のあり方をめぐっては、政府が2022年1月に、皇族数を確保する方策として、
▽女性皇族が結婚後も皇室に残る案と
▽旧皇族の男系男子を養子に迎える案の
2つを盛り込んだ有識者会議の報告書を国会に提出しました。

これを踏まえて与野党各党は、党内で議論を進め、これまでに自民党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党の5党が、それぞれ考えや論点整理などをまとめ、国会に提出しました。

共産党と、れいわ新選組は、額賀衆議院議長に口頭で考え方を伝えました。

額賀議長は「静かな環境の中で、政争の具にせずに、しっかりと議論するため第一歩を踏み出したい」と述べていて、5月中には衆参両院の議長と各党代表者による協議が始まる見通しです。