オリエンタルランド 1年間の決算 売り上げ・最終利益 過去最高

東京ディズニーランドなどを運営する「オリエンタルランド」のことし3月まで1年間の決算は、コロナ禍からの回復や一部のチケットの値上げなどで売り上げと最終利益がともに過去最高となりました。

オリエンタルランドのことし3月まで1年間のグループ全体の決算は、前の年と比べて
▽売り上げが28%増えて6184億円
▽最終的な利益が48.9%増えて1202億円となり
いずれも過去最高を更新しました。

新型コロナの5類移行のほか、円安を背景に外国人の入園者が増加し、全体の入園者数は2751万人と、前の年より24.5%増えました。

さらに、混雑する時期のチケットの値上げするなど一部の料金の見直しを去年10月に行ったことが主な要因です。

一方、来年3月までの1年間の業績予想については、最大規模の拡張工事を行った東京ディズニーシーの新しいエリアがことし6月にオープンすることなどから、入園者数がさらに増えると見込んでいて、売り上げはおよそ10%伸びる見通しだとしています。