天皇皇后両陛下 来月 岡山県訪問へ 「全国植樹祭」出席などで

天皇皇后両陛下は、来月26日に開かれる全国植樹祭に出席するため、6年前の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県を訪問されることになりました。

宮内庁によりますと、両陛下は、来月25日に特別機で岡山空港に入り、午後、岡山市内の工業高校を訪れて、生徒たちが地域と連携して取り組んでいる学校周辺の道路の点検などについて説明を受けられます。

また、翌日には、岡山市内で開かれる全国植樹祭の式典に出席されます。

そして、午後、平成30年7月の西日本豪雨で災害関連死も含めて75人が亡くなった倉敷市を訪ね、川の堤防が決壊し地区の3割が水につかった真備町で、災害時の避難場所として市が整備を進めている高台の公園から復興が進むまちの様子を見たあと、水害を経験した住民らと懇談し、夜、東京に戻られる予定です。

皇后さまの体調に支障が出た場合は、天皇陛下がお一人で訪問されるということです。