相模原夫婦殺害事件 16歳長男を検察庁に送り返す決定 横浜家裁

ことし2月、相模原市のマンションの部屋で50代の夫婦が殺害された事件で、逮捕された16歳の長男について横浜家庭裁判所は「社会に与える影響などに照らすと刑事処分の対象とするのが相当だ」として、検察庁に送り返す決定をしました。

ことし2月、相模原市のマンションの部屋で50代の夫婦が死亡しているのが見つかり、その後、16歳の長男が2人を刃物で刺して殺害したとして逮捕され、家庭裁判所に送られました。

22日に開かれた審判で横浜家庭裁判所の三上孝浩裁判官は「事案の内容や社会に与える影響に照らすと刑事処分の対象とするのが相当だ」として、検察庁に送り返す決定をしました。

この決定を受けて、検察庁は今後起訴するかどうか判断することになります。