バレエ若手の登竜門ユース・アメリカで札幌の中学1年生が1位に

若手バレエダンサーの登竜門として知られる「ユース・アメリカ・グランプリ」がニューヨークで開かれ、9歳から11歳の「クラシック」の部門で、札幌市の中学1年生、山田優七さんが女子の1位に選ばれました。

「ユース・アメリカ・グランプリ」は、若手バレエダンサーを対象とした国際コンクールで、スイスの「ローザンヌ国際バレエコンクール」と並び、若手の登竜門の1つとされています。

世界各地の予選を勝ち抜いたダンサーが参加して、4月11日からアメリカ ニューヨークで本選と最終審査が行われ、20日に結果が発表されました。

このうち、9歳から11歳の「クラシック」の部門では、札幌市の中学1年生、山田優七さんが女子の1位になりました。

山田さんは「周りの人に支えられて立てた舞台なので、感謝の気持ちでいっぱいです。努力の成果が出ました。将来は、みんなを笑顔にできるすてきなバレエダンサーになりたい」と話していました。

また、9歳から11歳の「コンテンポラリー」の部門では、京都市の中学1年生、木原琥珀さんが男子の2位になりました。

木原さんは「送り出してくれた母たちのためにも力を出し切ろうという気持ちでした。世界でも国内でも活躍できるダンサーになりたい」と話していました。