動画配信大手ネットフリックス 会員数933万人増で増収増益

アメリカの動画配信大手、ネットフリックスの先月までの3か月間の決算は、広告付きの割安プランが好調だったことなどから世界全体の会員数がこの期間に930万人余り増え、増収増益となりました。

ネットフリックスが18日に発表した先月までの3か月間の決算によりますと、世界全体の会員数は2億6960万人で、この期間に933万人増えました。

会員数が増加したのは、広告付きの割安プランが好調だったことや、会社がアカウントの共有を禁止する対応をとって新たな契約を促したことが主な要因です。

会員数の増加を背景に、売り上げは前の年の同じ時期と比べて14.8%増えて93億7044万ドル、日本円でおよそ1兆4400億円、最終的な利益は前の年の同じ時期と比べて78.6%増えて23億3220万ドル、日本円でおよそ3600億円と、増収増益となりました。

一方、会社は、事業を始めた時期には会員数の増加は将来の可能性を示す指標となったものの、いまは成長の1つの要素に過ぎなくなったとして来年から3か月ごとの会員数の発表をとりやめると明らかにしました。