株価 一時900円以上値下がり

16日の東京株式市場、日経平均株価は一時、900円以上値下がりしました。

▽日経平均株価、16日の終値は15日の終値より761円60銭安い3万8471円20銭。

▽東証株価指数=トピックスは56.09下がって2697.11。

▽一日の出来高は19億7840万株でした。

株価が値下がりした背景には、アメリカ経済が堅調だという受け止めから早期の利下げ観測が後退していることや、中東情勢の緊迫化で原油価格の上昇が続くという懸念などがあります。

市場関係者は「きょうの東京株式市場では全面安となる場面もあり、日米の長期金利が上昇するという懸念から半導体関連などの銘柄が大きく値下がりした。今後の中東情勢やアメリカ経済の動向に市場の関心が集まっている」と話しています。