衆議院島根1区補欠選挙に2人が立候補 与野党が対決する構図

前の衆議院議長の細田博之氏の死去に伴う衆議院島根1区の補欠選挙が4月16日に告示され、2人が立候補しました。与野党が対決する構図となっていて、激しい選挙戦が繰り広げられます。

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衆議院島根1区の補欠選挙に立候補したのは届け出順に、

▽自民党の新人で公明党が推薦する元中国財務局長の錦織功政氏(55)

▽立憲民主党の元議員、亀井亜紀子氏(58)

の2人です。

島根1区は、与野党が対決する唯一の選挙区です。

自民党の錦織氏は元中国財務局長で、初めての立候補です。公明党が推薦しています。

立憲民主党の元衆議院議員、亀井氏は選挙区での初めての議席獲得を目指します。

錦織候補は「島根にはたくさんの課題がある。少子高齢化社会が進展する中で人口が大きく減っていく。地域の活力をどうやって維持していくのか、社会インフラはこれからも事業量を確保しなければならない。ふるさと島根の発展のために微力ながら貢献したい」と訴えました。

亀井候補は「自民党の有力な政治家を国会に送ってきたのに、島根県が発展しているという感じはまったくしない。裏金問題のあとに行われる与野党対決の選挙で、勝てば岸田政権に大打撃を食らわすことができて日本の政治の方向性が変わる」と訴えました。

投票は衆議院東京15区や長崎3区と同じ4月28日に行われ即日開票されます。