大型連休 新幹線の予約状況 ピークは下り3日 上り6日

JR各社が大型連休の新幹線の予約状況を発表し、下りのピークが来月3日、上りが来月6日となっています。

JR各社は、今月26日から来月6日までの大型連休を含む11日間の新幹線の予約状況をまとめ、12日発表しました。

それによりますと、JRグループ全体の11日の時点での指定席の予約席数はあわせておよそ238万席で、予約のピークは下りが来月3日、上りが来月6日となっています。

去年より17%増え、新型コロナの感染拡大前の2018年と比べると、西九州新幹線の開業分も含めて9%増加しました。

JRによりますと、各新幹線ごとの去年との比較では
▽北海道新幹線が97%
▽東北新幹線が108%
▽上越新幹線が106%
▽北陸新幹線のJR東日本の区間が113%、JR西日本の区間が115%
▽東海道新幹線が123%
▽山陽新幹線が115%
▽九州新幹線が109%
▽西九州新幹線が98%などとなっています。

予約が増加した理由としては、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」で、自由席がなくなり、すべての席を指定席とすることや、先月、北陸新幹線の金沢・敦賀間が延伸開業したことなどが影響したとしています。

そのうえで、JRは「新型コロナの影響はほぼ払拭(ふっしょく)された。一部の時間帯以外はまだ空席があるので、早めの予約をお願いします」とコメントしています。