今月1日、シリアにあるイラン大使館がミサイル攻撃を受け、イランの軍事精鋭部隊、革命防衛隊の司令官ら7人とシリアの市民6人が死亡し、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言しています。
アメリカのメディア、ブルームバーグは10日、複数の関係者の話として、イランやその支援を受けた勢力が近くイスラエルの軍や政府の関連施設に対してミサイルや無人機を使った大規模な攻撃に踏み切る可能性があると伝えました。
“イランや支援勢力 近くイスラエルに大規模報復か”米報道
中東のシリアにあるイラン大使館がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことをめぐって、アメリカのメディア、ブルームバーグは、イランやその支援を受けた勢力が近くイスラエルに対する大規模な報復攻撃に踏み切る可能性があると伝えました。
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また、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は10日、複数のイスラエル政府当局者の話として、中東地域を担当するアメリカ中央軍の司令官が11日にイスラエルを訪れ、イランなどから攻撃を受けた場合の対応について協議する予定だと伝えました。
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バイデン大統領は10日の記者会見で「イランなどの脅威に対するイスラエルの安全保障へのわれわれの関与は揺るがない。イスラエルの安全のためにできるかぎりのことを行う」と述べ、イスラエルへの支援を強調しイランを強くけん制しています。