東京五輪の選手村跡地に新設された小学校で入学式 東京 晴海

東京の湾岸エリアにある東京オリンピックの選手村跡地に整備された新たな街に、小学校が新設され、8日、入学式が行われました。

入学式が行われたのは、東京 中央区晴海に新たに作られた晴海西小学校です。

8日は、新1年生が保護者らに見守られながら真新しい体育館に入場し、齊藤光司校長から「皆さんが、この学校に入学する初めての1年生です。このピカピカの学校を一緒に楽しい場所にしていきましょう」と、歓迎のあいさつをうけました。

東京 中央区に44年ぶりに新設されたこの小学校には、1万人以上が住む予定の選手村跡地のマンション群「晴海フラッグ」の住民を中心に児童821人が通うことになっていて、新1年生の男子児童は「新しい学校が楽しみです。友達を1000人作りたい」と話していました。

児童の保護者は「施設もきれいな学校に通わせることができてよかったです。子どもには新設校の1期生として頑張ってほしい」と期待を口にしていました。

齊藤校長は「子どもたちには、オリンピック・パラリンピックの選手たちが過ごしたこの場所で学んでもらい、世界に飛び出す人材に育ってほしい」と語りました。