栃木 那須塩原 箒川で渓流釣り解禁

栃木県那須塩原市の箒川(ほうきがわ)では7日、渓流釣りが解禁され、大勢の人が久しぶりの釣りを楽しんでいます。

那須塩原市の塩原温泉街を流れる箒川では、毎年、4月の第1日曜日にヤマメやニジマスなどの渓流釣りが解禁されます。

7日は県内外からおよそ600人の釣り人が訪れ、午前5時の解禁とともに川に入りました。

地元の塩原漁業協同組合によりますと、この冬は積雪が少なく、川に流れ込む冷たい雪どけ水も減り、7日朝の水温は9度ほどと魚が活発に動き始めるのに適した温度となりました。

また、漁協が解禁前に、およそ6キロの区間にニジマスやヤマメをおよそ2万6500匹放流したこともあって、解禁からの1時間半ほどで20匹余りを釣り上げる人もいたということです。

地元の男性は「毎年、解禁日に来ています。待ちに待っていた久しぶりの魚の手応えを楽しんでいます」と話していました。

箒川の渓流釣りは9月19日まで楽しめるということです。