東京 多摩 桜まつりで能登半島地震の被災地を支援

東京 多摩市で桜が見頃を迎える中、恒例の「桜まつり」が開かれ、会場には能登半島地震の被災地を支援するブースも設けられ、多くの人でにぎわっています。

多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅周辺では、長年地元の人たちに親しまれる「せいせき桜まつり」が開かれ、訪れた人たちが駅前から続くおよそ300メートルの桜並木を写真におさめていました。

「九頭龍公園」の特設ブースでは、能登半島地震で被災した七尾市の事業所が手がけた地元の「中島菜」を練り込んだうどんやお菓子などが販売されました。

七尾市を通して支援を必要としている7つの事業所から、商品を取り寄せたということです。

このほか、地元の大学生が七尾市でボランティア活動をしたときの写真も展示され、学生の話に耳を傾ける人の姿も見られました。

多摩市の70代の女性は「被災地を入って支援するのは難しいので、こうした取り組みを通じて、寄り添っていくことが大切だと感じています」と話していました。

「せいせき桜まつり」は7日午後5時まで行われます。