政治資金問題 下村元政調会長が地元で陳謝 “信頼回復へ努力”

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、1年間の党員資格停止の処分となった下村元政務調査会長は地元で街頭演説し、処分の内容を説明して陳謝した上で、信頼回復に努める考えを強調しました。

今回の問題で自民党は4日、党紀委員会で安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定しました。

このうち、離党勧告の2人の次に重い、1年間の党員資格停止の処分となった安倍派の下村元政務調査会長は6日、地元の東京 板橋区で街頭演説し、処分の内容を説明した上で「多くの国民に政治不信を抱かせた。改めておわびしたい」と陳謝しました。

そして「違法性を知らなかったとはいえ、監督責任がある。謙虚に受け止めて処分に素直に従い、一から出直したい。信頼を回復できるよう精進していく」と述べました。

このあと下村氏は記者団に対し「政治不信を巻き起こしてしまった1人だと思っているので、まずはおわび行脚を続け、信頼回復に向けて努力していきたい」と述べました。