維新 馬場代表「一刻も早く政治を正常化」早期解散迫る考え

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、日本維新の会の馬場代表は一刻も早く政治を正常化させるため、岸田総理大臣に早期の衆議院の解散を迫る考えを示しました。

日本維新の会の馬場代表は6日午後、長崎市で記者団に対し、今回の問題を受けて、自民党が関係議員ら39人の処分を決定したことについて「組織のリーダーである岸田総理大臣がおとがめなしでは、国民の信頼を回復することは難しい」と指摘しました。

その上で「岸田総理大臣が『最終的には国民や党員に判断してもらう立場にある』と言ったので、ことばどおり、すぐに衆議院を解散して国民の信を問うてもらいたい。政治が混乱して不利益を被るのは国民であり、一刻も早く政治を正常化させるために決断を求めていく」と述べました。

一方、馬場氏は今後の政治改革をめぐる議論における、ほかの野党との連携について「立憲民主党はいつも約束してもやらないので大きな期待はできない。それ以外の政党で有言実行で改革をやっていく党とは連携して改革を進めていきたい」と述べました。