USGS=アメリカの地質調査所によりますと、5日午前、日本時間の5日夜遅くに、アメリカ東部ニュージャージー州を震源とする地震があり、地震に規模を示すマグニチュードは4.8、震源の深さは4.7キロと推定されています。
震源から東におよそ70キロ離れたニューヨーク市の中心部でも体に感じる揺れがあり、人々がスマートフォンで情報を確認する様子がみられました。
国連本部ではガザ情勢をめぐる緊急会合が開かれている最中で、報告していたNGOの代表がそのまま続けていいか尋ねる場面もありました。
ただ、大きな混乱はなく、ニューヨーク市によりますと、けが人の情報は入っていないということです。
アメリカ東部での地震は珍しく、ニューヨーク州のホークル知事によりますと、今回ニューヨークで感じた揺れの規模は、2011年に南部バージニア州で起きたマグニチュード5.8の地震以来だということで、アメリカのメディアは、自由の女神像のトーチ部分に設置されたカメラが地震の瞬間をとらえた映像などを大きくとりあげています。
アメリカ東部でM4.8の地震 大きな混乱なし
アメリカ東部で5日午前、マグニチュード4.8の地震がありました。アメリカ東部での地震は珍しく、ニューヨークでは揺れを感じた人がスマートフォンなどで情報を確認する様子がみられましたが、大きな混乱はありませんでした。