「高知城花回廊」始まる 城を生け花や灯籠の明かりで彩る催し

高知市の観光名所、高知城を生け花や灯籠の明かりで彩る催し「高知城花回廊」がことしも始まりました。

この催しは高知市観光協会が春の桜の時期に合わせて毎年開いていて、夜の高知城周辺は生け花や灯籠の明かりで鮮やかに彩られています。

追手門から本丸へ続く道などには、県内にある華道の15の流派が生けた作品や、高知県の伝統工芸品の土佐和紙を使った250個の灯籠が並べられています。

このうち、大木の切り株の中に色とりどりの花が生けられた作品は、背後に今が見頃の桜が添えられていて、訪れた人たちは華やかさに目を奪われていました。

このほか、会場に3か所設けられた特設のステージでは日本舞踊や落語も披露され、太鼓の音に合わせた獅子の舞に会場は盛り上がっていました。

訪れた人は「すごくすてきでした。色とりどりの花や獅子舞もよかったです」と話していました。

「高知城花回廊」は今月7日まで、午後6時から午後9時まで開かれます。