能登半島地震で被害 「兼六園」桜開花で無料開放 金沢

能登半島地震で灯籠が倒れる被害があった金沢市の「兼六園」では修復が進み、桜の開花に合わせて5日から無料で開放されています。

日本三名園の1つで国の特別名勝に指定されている金沢市の「兼六園」は毎年、桜が咲く時期に合わせて無料で開放されています。

園内の桜は3分咲きとなっていて、無料開放が始まった5日は午前中から多くの観光客が訪れ、散策したり写真を撮ったりして楽しんでいました。

兼六園では能登半島地震の揺れで複数の灯籠が倒れましたが、すでにほとんどが修復されています。

一方で、石垣が崩れた場所は現在も近づけなくなっていて、専門家の助言を受けながら修復を進めることにしています。

岡山県から観光で訪れた40代の男性は「少しでも応援できればと思ってきました。すばらしい景色を見て感動しています」と話していました。

兼六園の無料開放は今月11日までで、時間は午前7時から午後9時半です。

日没以降はライトアップも行われます。

※この記事を当初、掲載した際、タイトルの漢字に一部誤りがあったため修正しました。失礼しました。