遊具のつり橋の手すりが壊れ児童3人軽いけが 相模原の公園

3日、相模原市の公園で遊具のつり橋の手すりが壊れ、遊んでいた児童5人のうち3人が2メートルほどの高さから地面に落下するなどして軽いけがをしました。

相模原市によりますと、3日午前9時40分ごろ、相模原市中央区にある「淵野辺公園」で、「公園のつり橋が壊れて児童がけがをした」と公園の管理事務所に連絡がありました。

遊具のつり橋の片側の手すりの金具が壊れていて、遊んでいた児童5人のうち11歳の女子児童2人がバランスを崩して2メートルほどの高さから地面に落下したほか、11歳の男子児童1人の足にロープが絡まったということです。

3人は、足をくじくなどして軽いけがをしました。

この遊具は4年前に設置されたもので、ことし1月に点検した際に異常は見つかりませんでしたが、先月下旬の点検でつり橋の金具に緩みが確認され、締め直したということです。

市はこの遊具を使用禁止にするとともに、同じタイプの遊具がある市内のほかの公園についても緊急の点検を行いました。

市は「事故にあわれた児童3人や保護者におわび申し上げます。メーカーに調査を依頼して原因を調べるとともに今後、安心して遊べるよう安全管理に努めます」とコメントしています。