鈴木選手は本拠地のシカゴで行われたロッキーズ戦に2番・ライトで先発出場し、1回の第1打席は空振りの三振でしたが、2回、2点をリードしてなお、2アウト満塁で迎えた第2打席でライト前にタイムリーヒットを打って、2点を追加しました。
さらに、5回の第3打席はこの回から代わった2人目の左ピッチャーのストレートをレフトスタンドへ運んで2試合連続となる2号ホームランを打ちました。
6回の第4打席はサードへの内野安打で今シーズン初めて1試合3安打をマークしました。
8対8に追いつかれて迎えた8回の第5打席はノーアウト一塁、三塁のチャンスでサードゴロでしたが、フィルダースチョイスとなって三塁ランナーがホームに返り、勝ち越しとなる9点目を挙げました。
鈴木選手は5打数3安打4打点の活躍で、カブスは9対8で競り勝って4連勝としました。
カブス鈴木誠也 2試合連続ホームラン 3安打4打点でチーム4連勝
大リーグ、カブスの鈴木誠也選手は3日のロッキーズ戦で2試合連続ホームランを打つなど3安打4打点の活躍でチームを4連勝に導きました。
鈴木「寒い中 集中してできたのでよかった」
この試合、4月ながら本拠地のシカゴの気温は2度で、鈴木選手は守備の際にフリース素材の大きなネックウォーマーで顔を覆って寒さをしのいでいました。
日頃から寒さが苦手だという鈴木選手は「体が冷えてしまうと、打席でもなかなか体が動かなくて難しくなってくるので、なるべく冷やさないようにという思いでいる。きょうは寒い中、集中してできたのでよかった」と話し、対策が功を奏したようでした。
好調の要因を問われると「結果を引きずらずに次に切り替えてという状態でやれているので、それが思い切りのいいスイングにつながる。積極的に振れている結果が、たまたまいい所に飛んでいるだけ」と淡々と話しました。
日本時間6日からは本拠地でドジャースとの3連戦が予定されていて、2戦目に先発予定の山本由伸投手については「日本の時はもちろんすごかったですし、僕も対戦してコテンパンにやられた記憶もある。いいピッチャーには変わりないので、しっかり対策して打てるように頑張りたい」と話していました。