円相場 一時1ドル=152円に迫る水準まで円安進む NY金融市場

3日のニューヨークの金融市場では一時、1ドル=152円に迫る水準まで円安が進みました。また、国際的な原油の先物価格がおよそ5か月ぶりに一時、1バレル=86ドル台まで上昇したほか、指標となる金の先物価格が史上最高値を更新しました。

3日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時、1ドル=151円95銭と、152円に迫る水準まで値下がりしました。

この日、発表されたアメリカの民間の雇用に関する経済指標が市場予想を上回ったことなどからアメリカ経済が堅調でインフレの収束に時間がかかれば利下げの時期が遅れるとの見方が広がり、日米の金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが強まりました。

また、ニューヨーク原油市場では国際的な取り引きの指標となるWTIの先物価格が去年10月下旬以来、およそ5か月ぶりに一時、1バレル=86ドル台まで上昇しました。

中東のシリアにあるイランの大使館がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことで中東情勢の緊迫化への懸念が広がっていることなどが背景にあります。

このほか、ニューヨーク商品取引所では、安全資産で利下げの影響を受けにくいとされる金への資金流入が続いていて、3日はFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長の講演を受けて利下げが意識される中、指標となる金の先物価格が1オンス=2300ドルを超え、史上最高値を更新しました。