NATO外相会議 ウクライナに16兆円超の軍事支援提案 今後曲折も

NATO=北大西洋条約機構は外相会議でウクライナへの軍事支援について協議し、ストルテンベルグ事務総長はNATOがより大きな役割を果たすことに各国が合意したと述べました。提案された軍事支援の規模は今後5年で1000億ユーロ、日本円で16兆円を超えるということですが、今後の協議には曲折も予想されます。

NATOは3日から2日間の日程でベルギーの本部で外相会議を開いていて、初日はウクライナへの今後の軍事支援について協議しました。

NATOは、これまでウクライナへの兵器供与はNATOとしてではなく各加盟国が行うという立場をとってきましたが、ストルテンベルグ事務総長は、長期にわたってより確実に軍事支援を行うために、NATOとしてより大きな役割を果たすことを各国に提案したということです。

会議に出席したベルギーの外相によりますと、事務総長は今後5年で1000億ユーロ、日本円で16兆円を超える軍事支援を加盟国に提案したということです。

3日、記者会見したストルテンベルグ事務総長は「軍事支援やウクライナ兵の訓練を調整するうえで、NATOがより大きな役割を果たすための計画を前に進めることで各国が合意した」と述べました。

支援の詳細は今後、決めていくとしています。

ただ、ハンガリーの外相はNATOがウクライナへの軍事支援で役割を強化することに反対する考えを表明していて、今後の協議には曲折も予想されます。