石川 白山 地震被害の志賀町の子どもたちを温水プールに招待

能登半島地震で被害を受けた石川県志賀町の子どもたちを温水プールに招待して、楽しんでもらう催しが白山市で開かれました。

この催しは、青少年の育成活動などに取り組んでいるB&G財団が開き、志賀町の小中学生およそ40人が白山市の温水プールに招待されました。

子どもたちは準備体操をしたあと、プールに入り泳いだり、ボール遊びをしたりして思いきり体を動かしました。

また、大きな筒状の遊具の中に入って水面を転がる遊びも体験し、歓声をあげて喜んでいました。

小学生の男の子は「すごく楽しかった。プールは久しぶりで気持ちよかったです」と話していました。

志賀町では、地震により町営の温水プールのプールサイドに亀裂が入ったり、設備が故障したりして使えなくなっているということです。

B&G財団の鈴木昭正事業課長は「被災して3か月がたちますが、地元のプールが使えず、子どもたちは遊ぶことに不自由しているので思い切り楽しんでもらいたいと開催しました。笑顔が見られたのがうれしいです」と話していました。