来年3月19日・20日に大リーグ来季開幕戦の日本開催決定

プロ野球の榊原定征コミッショナーは、来シーズンの大リーグの開幕シリーズについて来年3月に日本で開催することが決まったと明らかにしました。関係者によりますと、大谷翔平選手が所属するドジャースの試合が候補に挙がっているということです。

榊原コミッショナーは3日、都内で報道陣の取材に応じ、3月に韓国で行われた大リーグ、ドジャースとパドレスの開幕シリーズの視察に訪れた際、大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーと会談したことを明らかにしました。

この中で榊原コミッショナーは世界的な野球振興に向けた大リーグの戦略の一環として、来シーズンの大リーグの開幕シリーズについて来年3月19日と20日の2日間、日本で開催することが決まったと明らかにしました。

対戦カードや開催地はまだ決まっていないとしていますが、関係者によりますと、大谷翔平選手と山本由伸投手が所属するドジャースの試合が候補に挙がっているということです。

また、アメリカのメディアはこれまでに開幕戦が東京ドームで行われることになりドジャースとカブスに非公式に開催が伝えられたと報じています。

榊原コミッショナーは会談では具体的なチームは一切出ていないとしながらも「日本のファンの期待は大きい。そういったものを踏まえたチームを選んでいただきたいと話をしたら『質の高い野球を提供できるようなチームを選びたい』と言っていた」と話しました。

大リーグの公式戦が日本で行われるのは、イチローさんの引退試合となった2019年3月のマリナーズ対アスレティックス戦以来、6年ぶりです。