石川 珠洲 福祉作業所の仕事大幅減 就労支援の継続厳しい状況

能登半島地震の影響で、石川県珠洲市の福祉作業所では、障害のある人たちの請け負う仕事が大幅に減るなどして就労支援の継続が厳しい状況となっています。

珠洲市の社会福祉法人「すず椿」が運営する福祉作業所は、知的障害のある人など40人余りが通っていましたが、地震のあと市外に避難するなどして、現在は半数程度になっています。

3日は、15人が施設を訪れて作業にあたっていました。

施設によりますと、仕事を発注する自動車部品工場が被害を受けたことなどから、請け負っていた仕事が減り、1人あたりの作業で受け取れる金額も、地震の前は、月に3000円から5000円程度でしたが、500円ほどにまで減ったということです。

施設では、市の紹介で別の仕事も請け負うことにしましたが、従事できる人数も限られ、以前と同じ作業量を確保するのが難しい状況となっています。

施設に通う藤部千賀子さんは「仕事は楽しいです。みんなに会えて話したりできてうれしいです」と話していました。

坂下祐介施設長は「地元企業の方が被災されて、これからもらえる仕事がどこまであるのか見通しが立たない状況です。リモートでできる仕事など、新しい方法も模索しながら、この場所を残していきたいと思っています」と話していました。