東京女子医大 給与不正支払い疑い 文科省が徹底調査を指導

東京女子医科大学の同窓会組織をめぐり、勤務実態のない職員に給与が不正に支払われた疑いが持たれている事件で、文部科学省は大学に対し、事実関係の確認に向け徹底した調査を行うよう指導しました。

東京女子医科大学の同窓会組織「至誠会」をめぐっては、50代の職員に対し、勤務実態がないにもかかわらず、給与が支払われた疑いが持たれていて、警視庁は3月、大学の本部や岩本絹子理事長の自宅などを特別背任の疑いで捜索しました。

2日、盛山文部科学大臣は閣議後の会見で、1日、東京女子医科大学の理事や事務局長らを文部科学省に呼び、聴取を行ったことを明らかにしました。

この中では、警視庁による捜索範囲を確認したほか、事実関係については理事らから「現在確認中」と回答があったということで、徹底した調査を行うよう指導したということです。

盛山大臣は「捜査に全面協力しつつ徹底した調査を行うよう指導した。引き続き、学校法人から状況を確認しつつ、必要な指導を行っていく」と述べました。

文部科学省は、大学の調査状況などを踏まえ、今後の対応を検討することにしています。