石川県 馳知事 “仮設住宅 4月末までに約3000戸完成へ”

石川県の馳知事は、能登半島地震の被災地で建設している仮設住宅について、今月末までにおよそ3000戸が完成する見通しとなったことを明らかにしました。

馳知事は1日の記者会見で、能登半島地震の被災地で建設を進めている仮設住宅について、これまでに9つの市と町で合わせて1643戸が完成したと説明しました。

そのうえで、今月末までに合わせておよそ3000戸が完成する見通しとなったことを明らかにしました。

また、市や町を通じて被災者から寄せられていた入居の申し込みを精査し必要な数を推計したところ、先月末の時点で6610戸になったとしています。

自治体別に見ると、
▽輪島市が3200戸、
▽珠洲市が1400戸、
▽七尾市と能登町がいずれも500戸、
▽穴水町が490戸、
▽志賀町が360戸などとなっています。

馳知事は「ことし8月までに希望するすべての被災者が入居できるようにしたい。仮設住宅の完成と希望者が入居できるめどをつけることができた」と述べました。