米窓口機関トップ 台湾次期総統と会談 情勢に深く関与の姿勢

アメリカのホワイトハウスの元高官で現在は台湾との窓口機関のトップを務めるローゼンバーガー氏が4月1日、台湾で頼清徳次期総統と会談し、アメリカが引き続き台湾情勢に深く関与していく姿勢を示しました。

3月31日から台湾を訪問しているローゼンバーガー氏は4月1日、蔡英文総統、頼清徳次期総統と相次いで会談しました。

このうち、頼氏との会談でローゼンバーガー氏は「アメリカの台湾に対するコミットメントは盤石だ。原則に基づき、党派を超えたもので、変化のしようがない」と述べました。

そのうえで「台湾が自衛のための十分な能力を維持するため、われわれが長年確約してきたことはこれからも続ける」と述べ、アメリカが引き続き武器売却を含め、台湾情勢に深く関与していく姿勢を示しました。

ローゼンバーガー氏はことし1月の総統選挙直後にも台湾を訪問していますが、5月、頼氏が総統に就任するのを前に訪問することで、対中国政策のすりあわせなどを行うのが目的の1つとみられます。

一方、台湾の馬英九前総統が4月1日から中国を訪問しており、新政権発足をにらんでアメリカと中国が綱引きする形にもなっているとして注目されています。