「朝市通り」では正月の能登半島地震のあと大規模な火災が発生し、3か月がたった今も焼け跡が広がっています。
骨組みがむき出しになった建物や焼けて壊れた車などが残ったままで、片づけが進んでいない様子が確認できます。
「朝市通り」から川を挟んで西側にカメラを向けると、屋根に青いブルーシートがかかった住宅がいくつもあり、被害の大きさがうかがえます。
道路のがれきが片づけられて多くのところで通行できるようになっていますが、倒壊したままの建物もあります。
【ドローン映像】「朝市通り」「輪島港」能登半島地震3か月
石川県輪島市の「朝市通り」や「輪島港」を1日、NHKが上空からドローンで撮影した映像です。
火災の被害が出た「朝市通り」は
海底の地盤が隆起「輪島港」は
輪島港をNHKが1日午前、上空からドローンで撮影した映像です。
海底の地盤が隆起して十分な水深が得られないため漁に出られなくなっていて、港の中に多くの漁船がつなぎ止められています。
それでも先月からは漁の再開に向けて、画面の中央に見えるクレーンなどの重機を使って海底の土砂をさらうしゅんせつ工事が始まっています。
県内有数の水揚げがあった輪島港では復旧を目指す動きが見られます。
転覆した漁船が今も 石川 珠洲 「鵜飼漁港」は
石川県珠洲市の鵜飼漁港をNHKが1日午前、上空からドローンで撮影した映像です。
港の岸壁には打ち上げられた漁船の姿が見えるほか、海面で転覆したままの漁船が確認できます。
鵜飼漁港のすぐ北側にある珠洲市宝立町鵜飼の集落では、建物ごと流されたような跡や1階部分が大きく壊れた住宅があるなど地震と津波による被害の大きさがうかがえます。
3か月たった今も壊れたままの住宅が残され、住宅の再建が進んでいない様子がうかがえます。
大部分が崩落「見附島」は
石川県珠洲市の見附島をNHKが1日午前、上空からドローンで撮影した映像です。
見附島には津波が押し寄せ、大部分が崩落しました。海面から崖がそそり立つような形をした島でしたが、それが崩れてしまっています。その一方で、島には緑の樹木が生えていることが確認できます。