元ラグビー日本代表 廣瀬俊朗さんらが耕作放棄地で田植え 宮崎

元ラグビー日本代表のキャプテン、廣瀬俊朗さんが宮崎市内の耕作放棄地を使った田んぼで食育などをテーマに、一般の人たちと田植えを行いました。取り組みは廣瀬さんと宮崎市が食育や耕作放棄地の活用などをテーマに共同で行っていて、ことしで3回目となります。

31日は県内外からSNSなどを通じて集まった親子など60人余りのほか、廣瀬さんと代表でプレーしたリーグワンの昨シーズンMVP、立川理道選手も参加して、耕作放棄地を再整備した広さ13アールほどの田んぼでコシヒカリの苗を植えました。

苗は昔ながらの手植えで、子どもも大人もぬかるみに足を取られて悪戦苦闘するなか、立川選手は足腰と体幹の強さをいかした圧倒的なパフォーマンスで、もくもくと植えていました。

廣瀬さんは「ことしもなんとか育ってほしいなと思います。収穫したらおいしく食べたい。来年もやりたいです」と話していました。

立川選手は「田植えは初めてだったので新鮮でした。足元が不安定でしたが、まだ現役なので、しっかりできました」と話していました。

また、去年も参加した宮崎市の10歳の男の子は「楽しいです。こけそうになるときもあるけど、頑張って植えました」と話していました。

31日に植えたコシヒカリは7月末ごろに収穫する予定だということです。