中国 製造業の景況感 景気判断の節目「50」半年ぶりに上回る

中国の3月の製造業の景況感を示す指数は、企業の生産が増えたことなどから、景気判断の節目となる「50」を半年ぶりに上回りました。

中国の国家統計局が製造業3200社を対象に調査した3す対策への期待感も景況感の改善につながったものとみられます。

企業の規模別では、
▽大企業が51.1
▽中規模な企業は50.6
▽小規模な企業は50.3となっていて、
大企業だけでなく、中小企業も節目の「50」を上回りました。

また、サービス業などの非製造業の景況感指数は前の月から1.6ポイント改善して53.0となりました。

中国では不動産市場の低迷の長期化で、景気の先行きに不透明感が広がっていて、企業の景況感の改善が今後も続くかどうか注目されます。