関根勤さんら“自転車はヘルメット着用” 6日から交通安全運動

春の全国交通安全運動を前にタレントの関根勤さんなどが参加して催しが開かれ、自転車利用時のヘルメット着用などを呼びかけました。

警視庁などが両国国技館で開いた催しには、交通安全活動に取り組む小学生などおよそ3500人が参加しました。

はじめに緒方禎己警視総監が「歩行者の事故や飲酒運転などの悪質な事故はあとを絶たないし、自転車の事故も増えている。世界一の交通安全都市を目指して対策を進めていく」とあいさつしました。

このあと、警視庁の交通安全広報大使を務めるタレントの関根勤さんと俳優の村山輝星さんが登場し、自転車の交通ルールや横断歩道での安全確認についてクイズや実演を交えて説明しました。

ことし都内で交通事故で亡くなった人は29日時点で34人と、去年よりも8人多くなっています。

4月6日から始まる春の全国交通安全運動では、自転車や電動キックボード利用時のヘルメットの着用や子どもが安全に通行できる道路環境の確保、歩行者優先意識の徹底を重点項目として、交通ルールの順守などを呼びかけることにしています。