立民 泉氏“企業団体献金禁止など党でまとめた改革案実現を”

立憲民主党の泉代表は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、30日夜行われる見通しの政治資金規正法の改正に向けた議論では、企業・団体献金の禁止など、党でまとめた改革案の実現を求めていく考えを示しました。

今回の問題で、岸田総理大臣は、来週中にも関係議員の処分を行う意向を明らかにしています。

立憲民主党の泉代表は、埼玉県狭山市で記者団に対し「結局、お手盛りの甘い処分になるのではないかと予想する。実態解明も遅く、自民党に任せていても何も進まない」と批判しました。

その上で、今後行われる見通しの政治資金規正法の改正に向けた議論について「企業・団体献金の廃止や政治資金パーティーの禁止を訴えていきたい。自民党は自分たちに緩い、抜け道がある案を持ってくるのではないかと思うが、それでは本当の改革にならず、野党がつくった案を飲んでもらう」と述べ、党でまとめた改革案の実現を求めていく考えを示しました。