自動運転などに向けた半導体技術開発 経産省が約10億円支援へ

国内の自動車メーカーと半導体メーカーなどが共同で取り組む自動運転などに向けた最先端の半導体技術の開発に対し、経済産業省は、およそ10億円を支援すると発表しました。

去年12月、トヨタ自動車やホンダなどの自動車メーカーと、ルネサスエレクトロニクスなどの半導体関連企業などが、自動運転などに向けた最先端の半導体技術を開発するために新しい団体「ASRA」を設立しました。

経済産業省は29日、この団体が取り組む、複数の半導体チップを組み合わせて性能を高める最先端技術の開発に対し、およそ10億円を支援すると発表しました。

自動運転技術をめぐっては、処理速度を上げたり、消費電力を低く抑えたりするため、半導体の性能をいかに高めるかが競争のカギとなっていて、団体では4年後の2028年までに技術を確立し、2030年以降に各社の量産車に搭載することを目指すとしています。

齋藤経済産業大臣は29日の閣議のあとの会見で、「自動車分野において高性能で低消費電力かつ信頼性の高い先端半導体の活用が進み、自動車の知能化、電動化の実現につながることを強く期待する」と述べました。