2月の完全失業率 2.6% 前月より0.2ポイント悪化

総務省によりますと、先月の全国の完全失業率は2.6%で、前の月より0.2ポイント悪化しました。完全失業率が悪化したのは去年7月以来となります。

総務省によりますと、先月の就業者数は6728万人で、前の年の同じ月と比べて61万人増え、19か月連続で増加しました。

一方、先月の完全失業者数は177万人と、前の年の同じ月と比べて3万人増えました。

完全失業者数が増加するのは3か月ぶりです。

この結果、季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.6%で、前の月と比べて0.2ポイント悪化しました。

完全失業率が悪化したのは去年7月以来となります。

総務省は「年度がわりに向けて、新しく職を探す人たちが労働市場に入ってきていることなどが失業率の悪化につながっているのではないか。悪化が短期的なことなのかどうか、来月以降の動きを注視していきたい」としています。