大リーグ29日シーズン本格スタート 大谷翔平 本拠地で初公式戦

大リーグは日本時間の29日から新たなシーズンが本格的にスタートします。ドジャースの大谷翔平選手は、元通訳の違法賭博をめぐる問題というグラウンド外の混乱が続く中、移籍後初めて本拠地での公式戦に臨みます。

ドジャースは本拠地でカーディナルスと対戦

大リーグは日本時間の29日、アメリカでの開幕戦を迎えます。

ほかのチームに先駆けて韓国で開幕シリーズを戦ったドジャースとパドレスは、いずれも本拠地でのシーズン最初の試合に臨み、このうちドジャースはカーディナルスと対戦します。

大谷選手にとってはドジャースに移籍後初の本拠地での公式戦となりますが、専属通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博をめぐる問題が発覚して以降、オープン戦3試合でヒットがない状態が続いていて、本格的なシーズン開幕にあわせて状態を上げることができるか注目されます。

パドレスは本拠地でジャイアンツと対戦

パドレスは、日米通算200勝目まで「4」としているダルビッシュ有投手が、本拠地で行われるジャイアンツ戦でシーズン初勝利を目指します。

ダルビッシュ投手は開幕投手を務めた前回登板で4回途中1失点と、勝ちはつかなかったものの、安定したピッチングを見せました。

このほかの日本選手は

日本時間の29日に開幕戦を迎えるチームのうち、
▼鈴木誠也選手と今永昇太投手が所属するカブスは、昨シーズンのワールドチャンピオンのレンジャーズと
▼吉田正尚選手と上沢直之投手が所属するレッドソックスはマリナーズと対戦します。

このほかの日本選手では、
▼タイガースの前田健太投手が開幕2戦目、ホワイトソックスとの試合で先発が予定されているほか
▼ブルージェイズの菊池雄星投手が相手の本拠地で行われるレイズとの4連戦の3戦目に先発する予定です。

大リーグの各チームは、ここから9月末まで、プレーオフ進出を目指して、レギュラーシーズンでそれぞれ162試合を戦います。