栃木と群馬を結ぶ「金精道路」春の観光シーズンに向け除雪作業

春の観光シーズンに向けて、栃木県の奥日光と群馬県を結ぶ観光道路「金精道路」で除雪作業が進められています。

金精道路は、日光市の奥日光湯元と群馬県片品村を結ぶ国道で、冬の間は雪のため県境の峠周辺に位置するおよそ18キロの区間が通行止めになります。

ことしも春の観光シーズンを前に今月上旬から除雪作業が進められています。

道路の積雪は、深いところで3メートル50センチほどで、28日は除雪車など3台が出て、道路に残る雪を砕いて道路脇の斜面に向けて勢いよく飛ばしていました。

除雪作業は、今後も続けられ、路面の点検や補修工事などを済ませたうえで、来月25日に「金精道路」は全線開通する予定です。

栃木県日光土木事務所の橋本達雄次長は「日光を代表するすばらしい景色の観光道路なので、安全に利用できるようしっかりと整備していきたい」と話していました。