パリ五輪 競泳日本代表 大橋「決勝進出と自己ベスト更新」

パリオリンピックの競泳の日本代表に内定した選手が27日、都内で会見し、前回の東京オリンピックで金メダルを獲得した大橋悠依選手が「決勝進出と自己ベスト更新を目標に、やることをすべてやってスタート台に立ちたい」と意気込みを話しました。

日本水泳連盟は、今月24日まで行われた競泳の代表選考の大会結果に基づいて、パリオリンピックの日本代表の内定選手27人を正式に決定し、27日発表しました。

このうち5人の選手が出席して記者会見が行われ、女子200メートル個人メドレーで内定した、東京オリンピック金メダリストの大橋選手は「集中していたので、早く感じた選考会の8日間だった。やっと自己ベストのタイムが目指せるような状態にきた感じがある。オリンピックでは決勝進出と自己ベスト更新をいちばんの目標に自分のレベルを上げて、やることをすべてやった状態でスタート台に立ちたい」と意気込みを示しました。

また、初めてのオリンピックとなる17歳の成田実生選手は「代表のジャージを着ることができてうれしいし、身の引き締まる思いだ。本番ではまず決勝に進出して、メダル争いにも加わりたい」と話していました。

一方、リレー種目の追加メンバーも発表されました。

《リレーメンバー》

◆男子(5人)

▽柳本幸之介選手
▽村佐達也選手
▽眞野秀成選手
▽松山陸選手
▽谷口卓選手

◇女子(3人)

▽小堀倭加選手
▽白井璃緒選手
▽池本凪沙選手

《パリ五輪 代表内定選手(個人種目)》

◆男子(9人)

▽松元克央:200m自由形、100mバタフライ
▽竹原秀一:200m背泳ぎ
▽渡辺一平:200m平泳ぎ
▽花車優:200m平泳ぎ
▽水沼尚輝:100mバタフライ
▽本多灯:200mバタフライ
▽寺門弦輝:200mバタフライ
▽瀬戸大也:200m個人メドレー
▽松下知之:400m個人メドレー

◇女子(10人)

▽鈴木聡美:100m平泳ぎ、200m平泳ぎ
▽青木玲緒樹:100m平泳ぎ
▽平井瑞希:100mバタフライ
▽池江璃花子:100mバタフライ
▽三井愛梨:200mバタフライ
▽牧野紘子:200mバタフライ
▽大橋悠依:200m個人メドレー
▽松本信歩:200m個人メドレー
▽成田実生:400m個人メドレー
▽谷川亜華葉:400m個人メドレー

日本水泳連盟は、パリ大会で金メダルを含む複数のメダル獲得と全員の決勝進出を目標とし、今後、合宿などを通じて強化を進めていくことにしています。