去年の難民認定303人 統計開始以降最多に 出入国在留管理庁

去年1年間に日本で難民と認定された人は、情勢が不安定なアフガニスタンやミャンマーから逃れて来た人など合わせて303人で、統計を取り始めて最も多くなりました。

出入国在留管理庁によりますと、去年1年間に難民認定を申請した外国人は1万3823人で、新型コロナの水際対策が緩和されたことなどから前の年より1万人以上多くなりました。

一方、去年1年間に難民と認定された人は、前の年から101人増えて303人となり、統計を取り始めた昭和57年以降、最も多くなりました。

認定された人を国籍別にみると、▽2021年にイスラム主義勢力のタリバンが権力を掌握したアフガニスタンが237人で最も多く、次いで▽軍によるクーデター以降、軍と民主派の衝突が続くミャンマーが27人、▽エチオピアが6人などとなっています。

難民と認定されなかったものの、人道的な配慮を理由に在留を認められた人は、1005人でした。

また去年12月から始まった紛争から逃れてきた人などを難民に準じて保護の対象とする「補完的保護対象者」に認定された人は先月末の時点で647人でした。

小泉法務大臣は、閣議のあと記者団に対し「目の前にいる保護すべき人たちを一層、確実、迅速、安定的に保護できるよう努力していきたい」と述べました。