“被災した子どもたちに笑顔届ける”花の寄せ植え教室 富山

能登半島地震で被災した子どもたちに笑顔を届けようと、富山県氷見市で花の寄せ植え教室が開かれました。

この教室は緑化活動を行っている団体が、能登半島地震で被災した氷見市に住む子どもたちに笑顔を届けようと開きました。

会場の公民館には海峰小学校の子どもたち、およそ40人が参加しました。

はじめに児童育成クラブの支援員で、地元で緑化活動に取り組んでいる寺井悦子さんが「地震で怖い思いをしたと思いますが、みんなは周りの人を思いやり支え合って過ごしてきたと思います。花を植えることで優しい気持ちを育んでください」とあいさつしました。

このあと子どもたちは団体のメンバーから花の特徴や植え方を教わると、黄色のビオラや薄紫のレースラベンダーなど、色とりどりの6種類の花をそれぞれの鉢に植えていました。

完成した鉢は家に持ち帰るということです。

小学5年生の男子児童は「おじいちゃんとおばあちゃんに見せたいです。花がたくさん咲いてにぎやかになるように大切に育てたいです」と話していました。

小学4年生の女子児童は「友達と一緒にできて楽しかったです。植木鉢を家族に見せて喜んでほしいです」と話していました。