“ドジャースとカブスの来季開幕戦が東京ドームで”米メディア

大リーグ、ドジャースとカブスの来シーズンの開幕戦が東京ドームで行われることになり、両球団に非公式に伝えられたとアメリカのメディアが伝えました。実現すれば、ドジャースの大谷翔平選手をはじめ日本選手4人が東京で開幕を迎えることになります。

アメリカの全国紙「USAトゥデー」は24日、「ドジャースとカブスは、非公式ながら2025年の開幕を東京で迎えることを通達された」と伝えました。

大リーグは国際的な野球人口の増加やファン獲得のための取り組みを進めていて、今シーズンのドジャースとパドレスの開幕戦を韓国 ソウルで行うなど世界各地でのオープン戦や公式戦を増やしています。

大リーグの公式戦が日本で行われるのは、イチローさんの引退試合となった2019年3月のマリナーズ対アスレティックス戦以来、6年ぶりです。

去年9月に右ひじの手術を受けた大谷選手は来シーズンの開幕に合わせて投打の二刀流での復帰を目指していて、復帰登板が東京ドームになる可能性もあるほか、チームメートの山本由伸投手の登板も期待されます。

また、カブスには鈴木誠也選手や今永昇太投手が所属していて、両チームの対戦が実現すれば、日本選手4人が東京で開幕を迎えることになります。

日本人の母親を持つドジャースのロバーツ監督は「まだ最終決定ではないことはわかっている」としたうえで「そうなればとても意味のあることだ」と話していました。